はじめに:テーマ選びで迷っている人へ
WordPressでブログを始めると、必ずぶつかる壁があります。
「テーマ、どうする問題」。
無料テーマだけでも山ほどある。有料テーマも気になる。最近は「AIで自作できる」なんて話も聞く。調べれば調べるほど迷って、肝心の記事を書き始められない……。
僕は最初Cocoonを使っていて、最終的にAIで自作テーマを作りました。両方触ったからこそ言えることがあります。
先に結論を書くと、こうです。
| タイプ | おすすめ |
|---|---|
| とにかく早く始めたい・記事に集中したい | Cocoon |
| 自分だけのデザインにこだわりたい・作る過程も楽しみたい | 自作テーマ |
この記事では、Cocoonと自作テーマそれぞれのメリット・デメリットを実体験ベースで比較して、「どういう人にどっちが合うか」を詳しく説明していきます。
この記事でわかること
- Cocoonと自作テーマの根本的な違い
- Cocoonのメリット・デメリット(実体験)
- 自作テーマのメリット・デメリット(両方やったからこそ)
- 一覧で見る比較表
- タイプ別おすすめ
- 自作テーマに興味が出た人への次のステップ
そもそもCocoonと自作テーマって何が違うの?
まず、この2つの立ち位置をざっくり整理します。
Cocoonは、無料で使えるWordPressテーマの定番です。
日本語ブログに必要な機能がほぼ全部入っていて、設定画面からポチポチするだけでカスタマイズできます。
使っている人が多いので、困ったときに検索すれば情報がすぐ見つかる。
「WordPress 無料テーマ」で検索すると、ほぼ確実に名前が出てくるテーマです。
自作テーマは、文字通りゼロから自分で作るテーマ。
ファイル構成からデザインまで、全部自分で決められます。
以前は「PHP・CSS・HTMLの知識が必須」でしたが、2026年現在はAIを使えばプログラミング未経験でも作れる時代になりました。
ものすごくざっくり例えると、こんな感じ。

どっちが「上」ということではなくて、目的が違います!
Cocoonのメリット・デメリット(実際に使ってみた感想)
僕がヒトブログを始めたとき、最初に選んだのはCocoonでした。その体験から、良かったところと物足りなくなったところを正直に書きます。
Cocoonの良かったところ
・無料なのに高機能
これが最大のメリットです。SEO対策、レスポンシブ対応、目次の自動生成、SNSシェアボタン、アドセンス広告の設置機能……ブログに必要なものが最初から揃っています。有料テーマと比べても遜色ない機能量です。
・初期設定が楽
テーマを有効化して、「Cocoon設定」からポチポチ選ぶだけで基本的なブログの形が完成します。コードを1行も触らなくても、それなりに見栄えのするブログができる。WordPressを立ち上げた日に、その日のうちに1記事目を公開できたのはCocoonのおかげです。
・情報が圧倒的に多い
Cocoonは利用者が多いので、「Cocoon ○○ やり方」で検索すれば、ほぼ確実に誰かが解説記事を書いてくれています。公式フォーラムも活発。初心者にとって「困ったときに調べれば解決できる」安心感は大きいです。
・カスタマイズ画面が用意されている
色の変更、ヘッダー画像の設定、レイアウトの切り替えなど、専用のカスタマイズ画面から設定できます。「管理画面の操作だけでここまでできるのか」と最初は感動しました。
Cocoonで物足りなくなったところ
ここから先は、しばらく使ってから感じたことです。
Cocoon自体が悪いのではなく、僕の「こうしたい」が増えていった結果です。
・デザインが他の人と似てしまう
Cocoonは利用者が多い分、ぱっと見で「あ、Cocoonだな」とわかるブログが多いです。スキンで見た目を変えられますが、それでも骨格は同じなので、「自分だけのブログ」感を出しにくいと感じるようになりました。
・細かいカスタマイズに限界がある
たとえば「カテゴリページのカードレイアウトをこう変えたい」「サイドバーにマスコットキャラを置きたい」といった要望が出てきたとき、Cocoonの設定画面だけでは対応しきれません。CSSの追加で対処できる範囲もありますが、テーマ自体の構造に手を入れないと実現できないことも多い。
・「cocoon カスタマイズ」で検索しているあなたへ
もし今Cocoonを使っていて、「もうちょっとここをこうしたいのに……」と感じているなら、その気持ちはよくわかります。僕もまさにそうでした。CSSの追加コードを調べては貼り付け、でも思い通りにならず、また調べて……。その繰り返しで「そもそも自分で作った方が早いのでは?」と思い始めたのが、自作テーマに進んだきっかけです。
自作テーマのメリット・デメリット(両方やったからこそ)
自作テーマの良かったところ
・完全に自分だけのデザインになる。
他のどのブログとも被らない。色使いもレイアウトもフォントも、全部自分で決められます。ヒトブログの場合、ブロモンをサイドバーに配置したり、カテゴリごとに色を変えたりと、「このブログだけの世界観」を作れたのが一番の喜びでした。
・機能を自由に追加できる。
Cocoonでは実現が難しかった機能も、自作テーマなら自分で実装できます。僕が実際に追加したのは、占い機能、ダークモード、カテゴリ別アイコン表示など。「こういうの欲しいな」と思ったらAIに相談して実装する、というサイクルが楽しい。
・サイトへの愛着がまるで違う。
これは意外と大きいポイントです。自分で作ったテーマでブログを書いていると、「もっと良くしたい」「もっと記事を書きたい」というモチベーションが自然と湧いてきます。Cocoon時代は「テーマは借り物」という感覚がどこかにありましたが、自作テーマだと「全部自分のもの」という気持ちになります。
自作テーマの大変だったところ
良いことばかりじゃない。正直に書きます。
作るのに時間がかかる
僕の場合、最初のテーマが完成するまで約1日(作業時間5時間)かかりました。Cocoonなら30分で始められることを考えると、最初のハードルは確実に高い。ただしAIを使えば、プログラミング未経験でもここまで短縮できる、とも言えます。
エラーやバグに自分で対処する必要がある
Cocoonなら不具合はテーマ作者がアップデートで直してくれます。自作テーマは全部自分の責任。表示が崩れたり、機能が動かなかったりしたら、自分で原因を特定して修正する。AIに相談できるとはいえ、この作業が苦痛に感じる人には向きません。
高速化やセキュリティなど運用も自分次第。
Cocoonはテーマレベルで高速化の工夫がされていますが、自作テーマは自分で高速化する必要があります。最初に作ったテーマが激重だったときは本当に焦りました。
【比較表】Cocoon vs 自作テーマ
ここまでの内容を表にまとめます。

結局どっちを選ぶべき?タイプ別おすすめ
Cocoonがおすすめな人
「まず始めたい」人
テーマ選びに何日もかけるより、今日記事を1本書く方が大事。Cocoonなら初期設定30分でブログが形になるので、「まずは書くこと」に集中できます。
記事の内容で勝負したい人
デザインにこだわるよりも、記事の質と量で読者を増やしたい人にはCocoonが向いています。テーマのカスタマイズに時間を使わなくていい分、執筆に集中できる。
プログラミングに全く触れたくない人
自作テーマはAIを使ってもエラー対応などで多少のやりとりが発生します。「コードは一切見たくない」という人はCocoonの方がストレスが少ないです。
まだWordPress自体を始めていない人は、WordPressでブログを立ち上げた全手順で開設方法を紹介しています。Cocoonのインストール手順も書いています。
自作テーマがおすすめな人
唯一無二のサイトにしたい人
「他のブログと同じに見えたくない」「自分の世界観をサイト全体で表現したい」なら、自作テーマ一択です。
作る過程も楽しみたい人
テーマを作ること自体がコンテンツになります。僕はテーマ自作の過程をブログ記事にして、それがSEOでも評価されています。「ブログを書く」と「ブログを作る」の両方を楽しめる人には最高の選択肢。
AIを使ってみたい人
「バイブコーディングってやつ、ちょっと気になる」という人にとって、WordPressテーマ自作は最高の入門プロジェクトです。完成したものがすぐ自分のブログに反映されるので、達成感が大きい。
僕は後者のタイプだったので自作に進みました。実際の作り方はAIでWordPressの自作テーマを作ってみた全手順で紹介しています。
自作テーマに興味が出た人へ
「ちょっと自作、やってみたいかも」と思った人へ
ハードルが高そうに見えるかもしれませんが、2026年現在はAIがあるので初心者でも作れます。
僕が実際に作った流れはこうです。
| ステップ | 内容 | 参考記事 |
|---|---|---|
| ① テーマを作る | AIに日本語で指示してテーマを生成 | 自作テーマの全手順 |
| ② 高速化する | PageSpeedで測って改善 | 高速化した話 |
| ③ ダークモードを実装 | 切り替えボタンをつける | ダークモード実装の話 |
| ④ 機能を追加 | 占いなどオリジナル機能 | 占い機能を実装した話 |
いきなり全部やる必要はなくて、まず①だけでブログとして使えるテーマが完成します。あとは自分のペースで改善していけばOK。
ちなみに「Cocoonから自作テーマに移行する」場合の注意点としては、記事データはWordPressのデータベースに保存されているのでテーマを変えても記事は消えません。ただしCocoon固有のショートコード(吹き出しやタブなど)を使っている場合は、自作テーマ側で別途対応する必要があります。
そもそもWordPress自体をまだ始めていない人は、まずブログの開設から。WordPressでブログを立ち上げた全手順で、サーバー契約からCocoonのインストールまで紹介しています。
まとめ:迷ったらまずCocoon、こだわりたくなったら自作
| 判断基準 | Cocoon | 自作テーマ |
|---|---|---|
| 今すぐ始めたい | ◎ | △ |
| 記事に集中したい | ◎ | ○ |
| 他と差別化したい | △ | ◎ |
| 作る過程も楽しみたい | △ | ◎ |
| AIに興味がある | ○ | ◎ |
どっちが正解ということはありません。自分の目的次第です。
迷ったらまずCocoonで始めて、こだわりたくなったら自作に挑戦する、という順番もアリ。実際、僕はその順番でした。
大事なのは、テーマ選びで止まらず、まず始めること。テーマはあとからいくらでも変えられます。
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