はじめに:授業ノートがぐちゃぐちゃだった
テスト前あるあるなんですけど、「あのとき先生が言ってた大事なやつ、どこにメモしたっけ……」ってなること、ありませんか。
僕はまさにそれでした。
ルーズリーフに手書きで書いたり、スマホで板書を撮ったり、たまにパソコンでメモしたり。方法がバラバラだから、情報もバラバラ。写真フォルダを500枚くらいスクロールして「これ何の授業だっけ」ってなる日々。
ノート整理しなきゃとは思うものの、整理する時間がもったいなくて結局やらない。そしてテスト前に泣く。毎学期これを繰り返していました。
ある日ふと思ったんです。「ノートを整理する作業って、AIに任せられないか?」と。
結論から言うと、Notion × Claudeの組み合わせで、ノート整理の苦痛がほぼなくなりました。
この記事でわかること
- 今回やったことの全体像と使ったツール
- ノート自動生成の具体的な手順(4ステップ)
- うまくいったこと・いかなかったこと
- コピペで使えるプロンプトテンプレート3つ
結論:授業後5分で、見返しやすいノートが完成する
先に結論です。
やっていることはシンプルで、授業中のメモ → Claudeに投げて整形 → Notionに貼って蓄積。たったこれだけ。
| 項目 | Before | After |
|---|---|---|
| ノート整理にかかる時間 | やらない(テスト前に後悔) | 授業後5分 |
| ノートの質 | 日によってバラバラ | 毎回同じフォーマットで安定 |
| テスト前の過ごし方 | 情報探しで半日消える | Notionを開いてすぐ復習 |
| 精神状態 | 毎回焦る | わりと穏やか |
初回のセットアップ(Notionのデータベース作成+プロンプトのテンプレ化)に30分ほどかかりますが、一度仕組みを作ればあとは毎回5分で回せます。
以下、具体的なやり方を紹介していきます。
今回やったことの全体像
ワークフローはこの3ステップです。
授業中:雑にメモを取る(走り書きでOK)
↓
授業後:メモをClaudeに投げて整形してもらう
↓
整形後:Notionに貼って蓄積する

ポイントは、自分でノートを「きれいに書く」必要がないこと。授業中はとにかく聞くことに集中して、メモは雑でいい。整理はAIの仕事です。
使ったツール
| ツール | 役割 | 費用 |
|---|---|---|
| Claude | 雑メモを構造化ノートに変換 | Pro推奨(月約3,400円) |
| Notion | ノートの蓄積・管理 | 無料プランでOK |
| スマホカメラ | 板書やプリントの撮影 | 無料 |
ChatGPTやGeminiでも代用できますが、僕はClaudeの文章整理が一番好みだったので使っています。Notionを触ったことがなくても、ページを作ってテキストを貼り付けるだけなのですぐ慣れます。
実際にやってみた手順
STEP 1:授業メモをClaudeに読み込ませる
授業中に取った走り書きメモを、そのままClaudeに渡します。
手書きノートの場合: 写真を撮ってClaudeにアップロード。Claudeは画像の中のテキストをかなり正確に読み取ってくれます。
パソコンでメモした場合: テキストをそのままコピペすればOK。
雑でも大丈夫です。「先生がなんか言ってた」レベルのメモでも、前後の文脈から意味を補ってくれます。
ただし、あまりに断片的すぎるメモ(単語が3つだけとか)だと、さすがにAIも推測できません。キーワードだけでなく、文の断片もメモしておくのがコツです。
STEP 2:プロンプトで「どう整形するか」を指示する
ここが一番大事なポイント。Claudeへの指示(プロンプト)で「どういう形にまとめてほしいか」を具体的に伝えます。
僕が毎回使っているプロンプトはこれです。
以下は今日の〇〇学の授業メモです。
これを以下のルールで整理してください。
・見出し(H2)で大きなトピックを分ける
・重要な用語は太字にする
・各トピックの最後に1行の要約をつける
・メモに書いていない情報は補足しないでください
(メモの情報だけで構成すること)
---
(メモを貼り付け)
最後の「メモに書いていない情報は補足しない」が大事です。
これを言わないと、AIが親切心で教科書的な情報を足してしまい、
「先生が言っていたこと」と「AIが足したこと」の区別がつかなくなります。
STEP 3:Notionのデータベースに流し込む
Claudeが出力したMarkdown形式のノートを、Notionにコピペします。
僕はNotionに「授業ノートデータベース」を作っていて、こんなプロパティを設定しています。
| プロパティ | 種類 | 用途 |
|---|---|---|
| 授業名 | セレクト | 科目を選ぶだけ |
| 日付 | 日付 | 授業日 |
| タグ | マルチセレクト | テスト範囲に入るかどうか |
| ステータス | セレクト | 未整理 / 整理済み / 復習済み |
新しいページを作って、科目と日付を選んで、Claudeの出力を貼り付ける。
これだけです。慣れれば1回の授業につき5分もかかりません。
STEP 4:試験前に「穴埋め問題」を自動生成する
ノートが蓄積されてくると、テスト前にまとめて見返せるのが便利です。
さらに僕がやっているのは、テスト前にClaudeにノートをまとめて渡して、穴埋め問題を自動生成してもらうこと。
以下の授業ノート(第1回〜第7回分)を読んで、
重要な用語の穴埋め問題を15問作ってください。
条件:
- 難易度は中程度
- 回答も一緒に出力
- 問題文は授業ノートの文脈に沿ったものにすること
これがめちゃくちゃテスト対策に効きます。自分のノートから出題されるので、授業の内容とズレません。
うまくいったこと・いかなかったこと
よかった点
復習にかかる時間が激減した。
以前はテスト前に「まず情報を探す → 整理する → 覚える」という3ステップが必要だったのが、
「Notionを開く → 覚える」の2ステップになりました。
探す時間と整理する時間がまるごとなくなったのは大きいです。
ノートの質が安定した。
走り書きメモのクオリティは日によってバラバラですが、
Claudeに整形してもらうことで出力は毎回同じフォーマット。見返しやすさが段違いです。
ノート整理が「面倒」から「ちょっと楽しい」に変わった。
雑なメモがきれいなノートに変わる瞬間、地味にうれしいんですよね。
注意点
AIの要約を鵜呑みにすると、大事な部分が抜けることがある。 特に先生が「ここテストに出ます」と言っていた箇所が、AIにとっては「些細な補足」に見えてカットされることがありました。
出力をそのまま信じるのではなく、自分のメモと見比べて「抜けてないか」を確認する工程は必要です。
音声だけの授業は相性が悪い。 板書がなく先生が話すだけの授業は、メモの密度が薄くなりがちで、AIに渡しても情報が足りないことがあります。
こういう授業では、スマホの録音(許可を取って)を併用するか、メモの量を意識的に増やす工夫が必要です。
🌟おすすめのプロンプト例3つ
僕が実際に使っているプロンプトを3つ共有します。コピペして【】の部分を書き換えて使ってください。
① ノート要約用
以下は今日の【授業名】のメモです。
以下のルールで整理してください。
・大きなトピックごとにH2見出しで分ける
・重要な用語は太字にする
・各トピックの末尾に1文の要約をつける
・メモにない情報は絶対に補足しないこと
---
(メモを貼り付け)
② 穴埋め問題生成用
以下の授業ノートから、
重要な用語や概念の穴埋め問題を【数】問作成してください。
条件:
- 問題文は授業ノートの文脈に沿ったものにする
- 難易度は中程度
- 回答は問題の下にまとめて記載
---
(ノートを貼り付け)
③ 用語集自動作成用
以下の授業ノート(第1回〜第【数】回分)に出てくる
専門用語を抽出して、用語集を作ってください。
形式:
- 用語:1〜2文の定義
- 五十音順に並べる
- 授業ノートの文脈での使われ方がわかるようにする
---
(ノートを貼り付け)
プロンプトの書き方全般については、プロンプトの書き方を変えたら結果が変わった話でもっと詳しく紹介しています。
プロンプトの書き方の記事はこちら!
まとめ:仕組みを一度作れば、あとは毎回5分
| ステップ | やること | 所要時間 |
|---|---|---|
| 初回のみ | Notionにデータベースを作る+プロンプトをテンプレ化 | 30分 |
| 毎回 | メモをClaudeに投げる → 整形結果をNotionに貼る | 5分 |
| テスト前 | ノートをまとめて穴埋め問題を生成 | 10分 |
大事なのは、
AIにノートを「作ってもらう」のではなく、自分のメモを「整理してもらう」
という使い方。
授業中にちゃんとメモを取る → それをAIで構造化する。
この流れを習慣にできると、テスト前の焦りが本当に減ります。
ノート整理で消耗している大学生、ぜひ一度試してみてください!
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